自然農をはじめよう
自然農には、ひとつに決まったやり方がありません。耕さずに育てる人もいれば、畑の状態に合わせて土を動かす人もいます。
大切なのは、決められた型を守ることではなく、土、草、虫、作物を見ながら、自分の畑に合う関わり方を選ぶこと。ここでは、自然農の始まりと考え方、このサイトが大切にしていることを紹介します。
自然農とは
自然農は、自然の働きを生かし、人が加える作業や資材を必要以上に増やさずに作物を育てる考え方です。
自然農そのものに、公的な共通認証や、一つに決められた手順があるわけではありません。耕すか、草をどう扱うか、肥料や水をどこまで補うかは、実践する人と畑の条件によって違います。
誰が始めたのか
「自然農法」や「自然農」には、ひとつの始まりだけがあるわけではありません。別々の背景を持つ実践が、異なる言葉と方法で広がってきました。
岡田茂吉自然を尊重し、土が本来持つ力を生かす「自然農法」を提唱した。
福岡正信愛媛で自然農法を始めた。不耕起・無肥料・無除草を特徴とし、必要でない作業を引いていく考えを形にした。
川口由一耕さず、草や虫を敵とせず、農薬・肥料を用いない「自然農」に取り組み始めた。1991年に赤目自然農塾を開いた。
やり方は一つではない
同じ野菜でも、地域、気候、土、畑を始めてからの年数で、合う方法は変わります。耕さないことを原則にする人もいれば、硬い土を見て最初に耕す人もいます。
このサイトでは、どちらかを正解に決めません。いろいろな方法と、その方法が使われている条件を並べ、自分の畑に取り入れるかを選べるようにします。
私が自然農を選ぶ理由
私は、なるべく自然に近い育て方をすることで、野菜がもともと持っている力を引き出したいと考えています。
肥料や農薬、毎日の水やりなど、一般的な栽培で必要とされることの多い作業も、畑の状態を見ながら減らしたい。手間を減らし、ラクに、安全で安心できる野菜を育てる。それが、私の中にある自然農です。
だから、一つの方法だけを正解にはしません。いろいろな人の考えや方法を知り、自分の考え、畑の土、気候、暮らし方に合うものを選ぶ。よいと思ったやり方を、自分の畑へ取り入れていきたいと考えています。